この記事を見て、電子ペーパーめっちゃカッコいいな!と思ったのと、クローンを自作することが出来そうだったので衝動的に Aliexpress で諸々を購入した。とりあえず今は、bmp ファイルを無事に表示できることを確認したところ。
電子ペーパーの挙動ほんとかっこいいのでしばらく見ていられる pic.twitter.com/A39PYRvEuG
— わらしな (@wrsn0) 2021年5月20日
買ったもの
3色の電子ペーパーモジュール GDEH042Z21
- 4.2 Inch Color e Paper Display With Adapter Board e Ink screen|Industrial Computer & Accessories| - AliExpress
- 赤黒白の3色, 4.2 inch, 400*300
- ディスプレイを制御するためのモジュール DESPI-C02 もセットで、送料合わせて $30 程度。国内で買うよりも明らかにお得。
- 価格は概ねディスプレイの面積に比例していて、800*480 だと $64 ぐらいのお値段。
Raspberry Pi Pico
- RP2040マイコンボード ラズベリーパイピコ / Raspberry Pi Pico
- 電子ペーパーの発送待ちの最中に Raspberry Pi Picoと電子ペーパーの使い方 – スイッチサイエンス マガジン を見かけて、電子ペーパーの挙動を理解するまでのハードルが低そうなので、ついでに購入した。
- 550円。
- 後で Raspberry Pi Zero W に載せ替えようと思う。 Pico は Wifi も BT も装備してないし。
電子ペーパーの種類が混沌としていてよく分からない
この電子ペーパーを動かす際、 RES スイッチをどちらにするか(3Ω or 0.47Ω)と、ドライバを調べる必要があった。まず前者だけど、データシートの Reference circuit の RESE に書いてある。GDEH042Z21 の場合 0.47Ω のようだ。
ドライバは面倒だった。というか未だにスッキリしていなくて「動いているからヨシ!」な状態。今の所、こちらのライブラリを使っている。
- GitHub - adafruit/Adafruit_CircuitPython_IL0398: CircuitPython displayio drivers for IL0398 based ePaper displays
- Releases から mpy も入手できる
様々なラインナップの電子ペーパーモジュールに対して、統一されたドライバがあるわけではなく、モジュールごとにドライバ(もとい IC )が異なっている。今回購入した GDEH042Z21 は UC8276 という IC を使っているけど、CircuitPython のドライバはない。300*400 で tri-color で 4.2 インチ のもの…… となると IL0398 なるものが見つかり、試しに書き込んでみたら動いてしまった。本当はちゃんとデータシートと命令セットを読まないといけないけど……。
- https://v4.cecdn.yun300.cn/100001_1909185148/How%20to%20Choose%20EPD-02.pdf
- https://github.com/adafruit?q=circuitpython+displayio+driver&type=&language=&sort=
また、Aliexpress で電子ペーパーを選ぶ際、GooDisplay というメーカーと Waveshare というメーカーが人気のようだった。後々両者のデータシートを見比べてみると、パッと見中身は同じに見える。なぜだろう……。OEM 的な何かなのかな。